「妊娠したときの採卵周期」の、その後の移植について本日はまとめていきます。
*なお、前記事の採卵したときの記事「妊娠したときの採卵周期<ロング法>~」は、以下の通りです。
===目次===
胚のグレード
まずは凍結できた4個の胚のグレードについてです
・5日目胚盤胞・グレードAA
・5日目胚盤胞・グレードBB
・6日目拡張期胚盤胞・グレードAA
・2日目胚(*初期胚) グレード3b
*上から順に妊娠の可能性が高くなります。私のクリニックでの妊娠率は
50%、30~40%、30%、10% です
*一般的に、初期胚より胚盤胞のほうが妊娠率が高くなります
*5日目BBより6日目AAのほうが妊娠率が高くなりそうな印象でした。が、後者は胚盤胞で凍結できるまでに+1日の、6日かかってしまったということで、5日目のほうがたとえグレードが低くても妊娠率は高くなるということでした
一度目の移植(5日目胚盤胞AA)
妊娠率が高いものから順に移植していくので、まずは5日目胚盤胞グレードAA
凍結しているので融解しての移植(凍結融解胚盤胞移植)となりました。
◆コロナワクチンで移植に遅れ
人生初の移植は、採卵日から3週間後に移植することができました。けれど、コロナワクチンの影響で今回は採卵日から移植まで3カ月ほどかかってしまいました。
クリニックによって方針が異なり「胚移植はワクチン接種してから1周期あるいは2周期おいてから」と案内しているところもあれば、私の通院先のように特段何も案内をせず自分で決めてといった所もありました。
私は「ワクチンを接種してから移植。ただし特に1周期あけることはせず、接種して次の生理がきた周期で移植」としました。
◆生理がこず、、さらに予定に遅れ
けれどワクチン後いつまでたっても生理がこず。いままで生理が遅れることはなかったのですが、仕事しながらの不妊治療に疲れがでてホルモンバランスがくずれたのでしょうか;
クリニックでもらった薬で生理をおこし、ようやく胚移植の周期をスタートすることができました。
◆ホルモン補充周期で移植
またもや薬と膣剤の日々です(膣剤はルティナス)
◆アシステッドハッチングあり
私のクリニックでは、「やらないで」と希望を言わないかぎり、胚盤胞はアシステッドハッチング(※胚を覆っている透明帯の一部を薄くして胚を外に出やすくする処置のこと)をされます
◆移植日の処置代
薬などは別にして、移植の処置代だけだと合計99,000円(保険診療前の話です。今だと負担はもっと少ないはずです)
フライング検査結果
BT6~BT9 どんなに待っても妊娠検査薬 陰性
*別記事フライング三昧と判定日<妊娠検査薬で陽性になるのは移植何日後?> - ひらひらこブログ で記載した自分の傾向だと、今回BT6で陽性になっていないので(というか一度も陽性線がでていない;)、判定日まで待たずに結果はダメだろうと覚悟できました。だめだろうに膣剤をやり続け、薬も飲み続けるのが負担でした。。
判定日・判定結果
今回の判定日はBT9(移植から9日目)
結果は陰性、HCG数値は0.3で「もはやゼロですよね」ぐらい低かったです。
これほど低いと、念のためもう少し膣剤も薬もやり続けましょう、とは言われなかったので、ある意味すぱっと判定日でこの移植周期は終われてよかったのかもしれません^^;
本日のまとめ
今回移植したのはとてもよいグレードの卵でしたが、撃沈。
「今後はよりグレードの低い移植でさらに可能性低くなるのに、結果なんてでるのかな」と思ってしまうこともありましたが、結局私は残っていた胚の移植で妊娠しました。
順に移植していって結果が伴わないと焦りますが、私のようにグレードが50%のよいものでも妊娠できなかったけれど、より妊娠可能性が低いグレードの移植で授かったものもいます。
グレードはあくまで外から判断できる基準の一つにすぎませんので、もしグレードがよくない胚でも落ち込みすぎないでください、と誰かにアドバイスできる立場ではないので、誰かにというよりあのときの自分にいいたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。