前記事「妊娠したときの移植周期①~」* の続き、本日は移植2回目についてです。
結論からいいますとこの2回目でも妊娠できませんでした。ただ妊娠検査薬が反応したときがあったので、クリニック判定日の数値とあわせて記載させてください。
*↓前記事です
移植する胚のグレード
今回移植する胚は5日目胚盤胞・グレードはBB、クリニックの妊娠率は30~40%です。凍結していたので、融解しての移植となります。前回の移植後、期間をあけずにすぐに行うことにしました。
自然周期での移植
ホルモン補充周期での移植しか経験してこなかったので、今回はじめて自然周期をやりました。
*自然周期とは⇒自分自身の排卵により自然にでるホルモンによって妊娠の成立を期待する周期。一方でホルモン補充周期は、必要なホルモンを全て薬や膣剤等外部から補う周期のことです。
自然周期だと薬もないと思っていたのですが、私のクリニックでは飲み薬がありました。でも膣剤がなかっただけで気持ちがかなり楽になりました!膣剤は苦手です。
*膣剤は、ルティナス、ワンクリノンと移植のたびに薬剤の種類を変えたこともありましたが、使用感のなんともいえない気持ち悪さは同じでした。
ただし、回数と金額に違いはあります。ワンクリノンは1日一回、ルティナスが1日2回です。金額はワンクリノンが1本1,100円、ルティナスが1本770円のため、ルティナスのほうが440円/日 高くなりました(当時)
移植日当日
移植では採卵と違って麻酔をしません。私は痛みを感じやすいので、移植日は本当に怖くて、その気持ちの影響もあるかもですが毎回とても痛かったです^^;
怖がらせていたらごめんなさい。何回も移植を経験しましたが、怖くて泣いている方はお一人だけしかいなかったので、たいていの方は大丈夫です!
胚盤胞のためアシステッドハッチングありで、移植処置代のみのお会計は前回と同じ99,000円でした。
判定結果
今回の判定日はBT9・判定日でのHCG数値は3でした。
*妊娠しているかはHCGホルモン値で判断されます(その値は血液検査でわかるため、判定日はいつも診察より前に採血をします)。HCGの値が2以上であれば一応は妊娠していると判断されますが、だいたい判定日あたりの週では50以上が目安です。50未満の場合は妊娠継続の可能性は50%程度といわれています。
私はHCGホルモン値が3でしたので、妊娠継続の可能性は極めて低い状況でした。
医師からは「継続しないとも断定できないから、もう少し飲み薬を継続して様子をみても」的なお話もありましたが、もう判定日以降の薬をやめ、次に切り替えることにしました。
以前に6.5と今回より値が良くても妊娠継続できなかったこと・フライング検査結果からも可能性がほぼないと考えたこと・そう思っていながら飲み薬や膣剤をやり続けた以前の周期がつらかったこと、以上3つの理由からこの周期は早々にあきらめました!
値が3だった場合の妊娠検査薬のフライング検査結果がどうだったのかを次にみていきます。
妊娠検査薬のフライング
BT6→うっすら陽性(30分後)
BT7→うっすら陽性(50分後)
BT8~BT9→陰性
・判定日のHCG数値が3.0と低くても、BT6でうっすら陽性がでる
・ただし、継続していなければ判定日より前に陰性になる
30分後とかではありますが😅、この低い値でも陽性線が出たのは驚きました。
ただ、その翌日BT7は陽性線が出るのに50分とさらに時間かかり、またBT8は陰性だったことから、もう判定日BT9を待たずに望んだ結果ではないとあきらめることができました。
次の移植
一周期だけお休みし、次の移植にはいりました。そのときはじめて2個を同じ周期で体にもどし、子供を授かることができました。
次記事の③で、その妊娠できたときの移植についてまとめていきます。
お読みいただきありがとうございました。