お読みいただきありがとうございます。
◆「とんでもございません」使ったことありますか?
「とんでもございません」、昔は間違った日本語だとされていました。
「とんでもない」が形容詞でひとまとまりなので、丁寧に言いたい場合は、
「とんでないことです」「とんでもないことでございます」が正しい表現となります。
※ただし、広く使用されたため、今は「とんでもございません」も正式に認められるようになりました(文化審議会で認定)
言葉ってその時々で変化していくのが面白いなあと思います!いまじゃ全然違和感ないですし、使っている方たくさんいらっしゃる印象です。私も使うときあります。
◆◆秘書検定の資格勉強を通して言葉に興味をもちました
会社員になったとき、日々の業務がきちんと正しくできているのか不安になることがありました。
そんなとき「お休みの日に秘書検定の勉強をしたら、すごい感じよく対応できる人になるかもしれない^^」と思って。そこから秘書の勉強をはじめました。
いわゆる難関資格ではないですし、業務に直結するものではありませんが、取得資格の中では秘書検定が一番とってよかったと思っています。
お客様対応はもちろんですが、特に敬語の勉強の入り口になったことが大きかったです。
(「とんでもございません」の変化に気づいたのも、秘書検定の勉強の中で敬語を意識した本を読んでいたためです(昔は「誤用です」とはっきり記載されていたのに、改訂版ではその誤用の記載が消されていました)
◆二重敬語をあえて使うホテルマンも
敬語関連の本のどれかに書いてあったのですが(タイトル忘れてしまいました)、その著者のホテルマンは、二重敬語が誤用とわかったうえで、あえて使用されているそうです。
二重敬語を使用する人が多い状況だと、接客時にお客様に対し二重敬語を使わないと、丁寧さが足りないと思われてしまう場合もあるからだそうです。
言葉って、正しさより相手へ与える印象がどうなのかを考えるほうが大切なんだなって思えたエピソードでした^^
◆本日のまとめ
時とともに誤用が誤用でなくなったり、誤用であってもあえて使用したり、って面白いなあと思います!
いずれにせよ最終目的は、相手に良い印象をもってもらい気持ちよく過ごしていただくことですものね^^人と接するときはその前提を忘れないようにしたいです。
国語の先生でもないうえ、敬語きちんとできているわけではないのに、本日は偉そうにごめんなさい><
読んでくださりありがとうございました。