はじめての胚移植<凍結胚盤胞移植>

今回は、はじめての胚移植(凍結胚盤胞移植)について記載していきます。

移植する受精卵の数⇒1個

凍結できた受精卵は2個ありましたが、はじめてだと移植は1個が原則ということでした。*ただし年齢や希望、不妊治療の経過によって2個同時に移植することもできます。私のクリニックでは「35歳以上や、治療していても2回以上妊娠しない場合は2個移植を許容」という考えでした(多胎妊娠予防のため積極的には推奨していない印象でした)

受精卵のグレード⇒5日目胚盤胞グレードBC

卵のグレードは、ざっくり言うとAAが一番よくてCCが一番悪いです。グレードは外側から確認できる範囲だけでの評価となるので、グレードが低いイコール妊娠できないというわけではないですが、グレードが高いほうが妊娠率は高くなります。今回移植するBCだとクリニック妊娠率は27.3%です。移植の結果を過度に期待してしまうと妊娠しなかった場合落ち込みそうなので「たぶん妊娠していないだろうな」とだめだった場合をたくさんイメージしていました😂

ホルモン補修周期で移植

移植周期では、自然周期かホルモン補充周期どちらかになります。私は薬(ジュリナやデュファストンなど)をたくさん飲んで膣にもホルモン剤をいれ、子宮内膜の状態を整えて移植を行うホルモン補充周期にしました。飲み薬は毎日量が多くてもまだいいとして、毎日いれる膣剤が苦手でした˘-˘

ちなみに前記事でもふれましたが「採卵と移植の間をあけなくてもよい」とのクリニック見解もあり、採卵がおわったらすぐ移植周期にはいれたため、採卵の3週間後が移植日となりました。採卵日と同月で行えたので、思った以上にサクサク前進できているような感じが嬉しかったです。

移植日当日

・培養士から移植する卵のグレード等の説明を受け、アシステッドハッチング(胚を覆っている透明帯の一部を薄くし、胚を外にでやすくすること)をやるかの最終確認をされました。やりたくないとの希望をいわなければ私のクリニックでは原則実施。どっちがよいかわからなかったので、クリニックの方針に沿ってやってもらうことにしました。

・その後、待機室のベッドに移動。採卵と違って移植では着替えをしないので、スカートかワンピースで行き待機室で自分の移植される順番を待ちます。

排尿を我慢するようにいわれるのですが、待機室のベッドにとおされるまでも1時間近く・ベッドにいってからも実際に処置室によばれるまで1〜2時間以上かかるときもあり、トイレ我慢が地味に大変でした🤣

・移植自体は、やわらかいチューブで受精卵を子宮の奥に戻すだけなのであっという間におわりました。私はチューブを奥にいれる過程で痛みを感じました。採卵は麻酔をうってもらえますが、移植では麻酔が使用されないので、移植のほうが怖かったです。  

 

・移植後は10分ほどの安静時間がありました*最近では安静時間を設けないところが少なくないです。実際に通うクリニックでも「安静時間は希望者のみ」に後の移植では変更されていました。胚移植直後に安静にベッドで休むことは妊娠には関係ないとのデータがあるためと説明を受けました。ので安静時間がない方も心配されることはありません)

・安静解除後は医師の診察と、まだ飲み続けなければいけない大量の飲み薬と膣剤をもらい、会計をして帰宅です。診察や薬など含めず、移植当日の処置代だけでみるとお会計は99,000円でした。

次回の通院は妊娠判定日。それまでは、また合格発表を待つような気分の日々となりました。結局判定日を待ちきれず、何回も妊娠検査薬でフライング検査をしてしまいました^^;

*いつからフライング検査の反応が出たかは次記事に記載していきます。